2021年最後の仕上げはカシミヤのブレザーです。

カシミヤのブレザー

今ではもう福山の天満屋では売られていない、ロベルタのカシミヤのダブルブレザーです。
長く着用されており、ラペルのピークドの先とか、ポケットの玉縁とかは毛が薄くなってしまっています。
風合いの劣化も感じられましたので、水洗いで処理しました。

ビフォーの写真は忘れましたが、これを2021年最後の仕事としました。

カシミヤのブレザー

水洗い、仕上げ、アタリ取りを行い、写真のような出来上がりとなります。
風合いも戻り、少し軽くなったように感じます。

時間もお金もかかりますが、当店最高の「こだわりコース」です!

LARDINIのインポート物です。

お客様が、今まではクリーニングが怖くて出せなかったとおっしゃるLARDINIのインポート物のスーツです。

LARDINI

形も着用で崩れており、またラペルの返りが左右で少し(5ミリ)ズレています。
最高のお手入れをとのご要望にお応えして、「こだわりコース」で処理したいと思います。

しつけを打ち、採寸し、ダブルクリーニングを行い、仕上げました。

「こだわりコース」で仕上げたLARDINI

今回の商品は、アンコン(unconstructed)です。
通常のオーダースーツのように固い芯地や肩パッドでシルエットが作られてないので、どうしても少しカジュアルな雰囲気のシルエットになります。

シルエットの復元はもちろんですが、風合いが格段に向上します。
これで安心して、クリーニングをご利用いただけるでしょうか?

こだわりコースの仕上げ完了です。

こだわりコースのブレザー

夏物の仕舞洗いで少々忙しくなり、こだわりコースの仕事は一時中断していました。
こだわりコースは十分な時間をいただいて仕事をすることが多いので、急ぐよりも丁寧に、そしてより高い完成度を目指します。

こだわりコースで仕上げた写真をアップしておりますが、いかがでしょうか?
ブレザーが丸みを帯び、ラペル・胸のふくらみ・腰のくびれ・袖のおさまり等々、格好良くを目指しました。

こだわりコース近影

洋服本来のシルエットを再現する「こだわりコース」、ぜひ体感ください。

あなたのお気に入りの一着をお任せください。

こだわりコースで仕上げました。

本当でしたら、9月4・5日と博多で九州松田塾が開催される予定でした。
松田塾には、一着、きちんと仕上げた背広を持参するのがルールですので、コロナで中止かも?と思いつつ、一着仕上げておりました。

せっかく仕上げた一着ですので、ブログにアップしておこうと思います。

こだわりコースで仕上げた背広
背広正面

段返り、3ボタン、カシミヤ混の上質な背広です。
仕上げて、トルソーに着せると、それなりに見えるのですが、写真に撮ると粗が見えてしまいます。
まだまだ精進しなくては、先は長いです。

こだわりコースで仕上げています。

福山でスーツのシルエットを再生しております、クリーニングのキングです。

裏から順に仕上げていきます

水洗いしたアルパカを仕上げはじめました。
写真のブレザーの右と左で、何か違いを感じていただけるでしょうか?

水洗いしたブレザーの仕上げは裏側から始まります。
まずは裏からしっかり仕上げないと、表がキチンとは整はないのです。

ということで、上の写真は向かって左(ボタンの付いている側)の見返し(裏側)のみ仕上げ、写真に撮りました。
向かって左の方が、生地がトルソーに沿っており、まらラペルの返り具合もより自然になっているのが、お分かりいただけると思います。

s裏からの仕上げが終了した状態

見返し、ラペル、脇縫い線、背縫い線、袖ぐり、肩パッドと、順次、そして基本的に全体を裏側から仕上げます。
今回のブレザーはアンコン仕立てで、かっちりした裏地や肩パッドが入っていませんから、縮んだ芯地や膨らんだパッドを修正するという必要はありませんが、それでもやはり仕上げは裏から行います。

裏側からの仕上げをしっかりしておくと、それだけでそれなりのシルエットが出てきます。
そしていよいよ表側からの最終仕上げに入っていきます。

こだわりコースで仕上げます。

福山でこだわりの仕上げを行っております、ラバンデリア・キングです。

お預かりしたアルパカのブレザー

この3月の末に、久しぶりの九州松田塾の研究会があります。
コロナの影響で、2020年は一度も九州へ足を運びませんでしたが、細心の注意を払えば、そろそろ出かけても良かろう?ということで、参加することにいたしました。

松田塾へ参加するには、ブレザーを一着水洗いし、きちんと仕上げて持参しなくてはなりません。

今回持参しようと決めたのは、上記写真のTROJANのアルパカ100%のジャケットです。
お預かりした状態の物を、そのままトルソーに着せてみました。
形が崩れているのは当然ですが、風合いもアルパカ100%にしてはパサつき気味です。

しつけでメンテナンスの準備完了

このようなブレザーを水洗いするためには、万が一にも事故が起こってはいけませんから、しつけ糸で開口部や縫い代をしつけておきます。
縫い代は、水洗いしても洋服の内部で起き上がらないように。
開口部は洗い後の乾燥や仕上げで不用意に開いてしまわないように。

この状態で丁寧にたたみ、ネットに入れ、水洗いを行います。

自然乾燥中のブレザー

水洗い後は、重りやスリーブといった補助具を使い、自然乾燥します。

ビッグハンガーを使うと、肩パッドがキレイに整い、アイロンでの仕上げが随分楽になります。
重りで表地も裏地も濡れているうちにしっかり縦方向に伸ばしてやります。
スリーブは袖の形を整え、たれ綿を整えてくれます。

これで乾けば、次には仕上げとなります。
この続きは、少々お待ちください。

天満屋のフルオーダーを水洗い。

福山でオーダースーツをオーダースーツらしく仕上げています、ラバンデリア・キングです。

天満屋のフルオーダー

このスーツは処理前の写真を撮り忘れてしまいました。
水洗いをし、仕上げをしてからの一枚のみです。

天満屋福山店で作られたフルオーダーの一着です。
生地はスキャバルで、少し深めの青色がとてもオシャレです。

総裏仕様のまだまだ今シーズンしっかり着られるスーツですので、少々お急ぎでした。
そのため写真を撮るのも忘れて、急いで作業を進めてしまいました。
天満屋福山店のフルオーダーは、シルエットがしっかりしており、とても仕上げ易いです。
格好よく仕上げ、お客様のお仕事の一助にでもなればと思います。

BLUE SHEARSの三つ揃えを水洗いです。

福山でオーダースーツをキッチリとメンテナンスしております、クリーニングのキングです。

しつけたBLUE SHEARS

こちらのお客様は、福山の方ですが東京でスーツをオーダーされています。
今回お預かりしたのは、BLUE SHEARSの三つ揃いです。

高級品らしく、ボタンホールなども手縫いですし、裏地もアルパカでしょうか?、芯地もしっかりしたものが入っており、ズシリと重みのある三つ揃いです。
「しつけ」しつつ検品を行いましたが、丁寧に着用されているので、いわゆる汚れている状態ではありません。
わざわざドライクリーニングをする必要はないと判断しました(スーツに余分な負荷を与えるだけです)ので、この商品は水洗いのみ行います。

洗う前のBLUE SHEARS

どの程度の着用をされたのかは不明ですが、大きくはシルエットが崩れていません。

いつもの下準備が終了したら、水洗い・自然乾燥を行い、ハンドアイロンによる仕上げを行います。
しかし元々のシルエットがしっかりしているので、あーだこーだとこねくり回す必要が全くありません。
キチンとセットし、アイロンをキチンと置いてやると勝手にシルエットが出るという感じです。

仕上げたBLUE SHEARS

仕上げで注意したのは、ウェストのくびれと胸のふくらみを表現することです。
また袖付けの部分を薄く、格好よく仕上げられたかな?と思っています。

Cesare Attoliniの上下を仕上げました。

福山で洋服のシルエットを復活させたいのなら、クリーニングのキングです。

お預かり時Attolini

宅配便でCesare Attoliniの上下を送っていただきました。
エリに汚れ、スラックスに汚れ一ヶ所、腰裏に黄ばみ少々という状態でした。
メンテナンス方法は当方にお任せいただけるということでしたので、水洗いまで行うこだわりコースをお勧めしました。

少し黄ばみのある腰裏

エリの汚れとスラックスの汚れは、ダブルクリーニング(ドライクリーニング&水洗い)を行うことで落とせると判断しましたが、腰裏は綿の黄ばみですので、シミ抜きが必要です。
まずはドライクリーニングを行い、脂分・油分を取り除いた後、腰裏のみシミ抜きで漂白処理を行いました。

シミ抜き後の腰裏

腰裏のシミ抜きを終え、水洗いを行い、洗いは完了です。
エリやスラックスの汚れは、予想通り洗いの工程の中で落ちていました。

最後は、仕上げです。
Cesare Attoliniの本来のシルエットはどうだったのか?と想像しつつ、時間をかけて仕上げました。

仕上がったCesare Attolini

仕上げて、トルソーでシルエットをチェックし、気になる点があれば修正、再度トルソーに着せてを繰り返し、完了です。

最終的にサイズをチェックし、しつけ糸を外し、発送となります。
お客様には、復活したシルエットを楽しんでいただけると良いなと強く思います。