着ようと思ったら汗ジミ発見。

脇に汗ジミ

今年は早々に夏物が大活躍しています。
そうするとお客様からのご相談が増えてきます。

洗ってしまっておいて、いざ着ようと思ったら汗ジミがある。
落ちますか?ということです。

写真のような白系、しかも綿とかポリのような素材でしたら、まず問題なく落とせると思います。
ご家庭での仕舞洗いをされたのだとは思いますが、それでは汗の成分が落としきれていなかったということだと思います。

処理後

酸素系の漂白剤を使って漂白をしてやると、上の写真のように汗ジミも、そして全体もキレイになります。
途中の洗いはご家庭でも問題ないと思いますが、仕舞洗いはクリーニングされた方が良いと思います。

食べこぼし&汗シミです。

食べこぼし&汗シミ

コロナ禍での生活制限も緩和され、季節も良くなってきましたので、お出かけや会食の機会も増えてきました。
お友達との会食で、白色のブラウスの飾り紐に食べこぼしを、そして脇に汗シミが付いてしまいました。
今回は、付いてすぐのご相談ですので、ダブルクリーニング(ドライクリーニング&水洗い)をしてやるだけで、キレイになると思います。

食べこぼしと汗シミだけなら、水洗いだけでも十分ではないか?と思われるかもしれません。
恐らく、水洗いだけで今回の汚れは落ちるかもしれません。
しかし、食べこぼしには脂分が含まれているかもしれませんし、お出かけですのでお化粧や制汗剤などを使われているかもしれません。

このようなことを考え、安全を期して、油汚れも水溶性の汚れも確実に落としてやろうという意味でのダブルクリーニングなのです。

クリーニング後

ご要望をお伝えください。

首回りの皮脂汚れ

来店されたお客様が、「この品物をドライクリーニングをせずに、水洗いだけでキレイにしていただけますか?」とおっしゃいました。
理由をお尋ねすると、以前、別のクリーニング店で、同じような防寒具をドライクリーニングしてもらったところ、生地の感じがとても変化したように感じられた経験があるのでと教えてくださいました。

写真のようなアウターは、首回りや袖口などが皮脂で汚れやすく、それを落とすにはドライクリーニングが適していること、しかしお客様のご希望であれば、水洗いの中で皮脂を落としていくことも可能であるとお伝えしました。
そして、水洗いだけでは皮脂の落ちが悪く、どうしてもドライクリーニングが必要という場合にはご相談するということでお預かりいたしました。

キレイになった首回り

水洗いの中で皮脂汚れを取る工夫を行い、写真のようにキレイにすることができました。
これで無事お客様に納品できます。

当店では、なるべくお客様のご希望を叶えたいと思っています。
ご要望をお聞かせください。

カシミヤの首回りが汚れています。

カシミヤの首回り

着用していたカシミヤのセーターの首回りを見ると、すごく汚れているとお電話をいただきました。
お客様は女性ですので、やはりお化粧(ファンデーション)かな?と疑います。

ファンデーションであれば、ドライクリーニングがとても有効なはずですから、ドライクリーニングを行いました。
すると、きれいさっぱり落ちてしまいました。
やはりファンデーションだったようです。

カシミヤのニット製品にドライクリーニングだけだと、風合いに不満が残りますので、水洗いをし、カシミヤに栄養補給もしてやります。

処理後のカシミヤ

今シーズン、もう一度袖を通されるか、来シーズンまで収納されるか、それは分かりませんが、これでお客様には安心していただけます。

汚れのきついブランド品です。

汚れのきついブランド品

首回りの汚れのきついブランド品の女性物のジャケットをお預かりしました。

意外にも、首回り以外の脇とか袖口とかは、あまり汚れていません。
まずは脂汚れを落とすドライクリーニングを行い、続いてタンパク質分解酵素等も使いながら水洗いを行いました。

さらに今回は漂白洗いまで行いました。
汚れがきついと、どうしても洋服にかける負荷もきつくなってしまうのです。

キレイになりました

複数回の処理を経て、写真のように着ていただける状態まで到達しました。
生地の縮みもありましたので、これをアイロンで修正し、完了です。

今回のように汚れるまで放置せず、シーズンオフには忘れずにクリーニングしていただくことが大切です!

夏物に汗シミはつきものです。

汗の黄ばみ

そろそろ夏物を仕舞うタイミングになってきました。
今日はそんな夏物あるあるです。

夏物といえば、やはり汗!
ワンシーズン洗わなかった品物はもちろん、着用の度に家庭洗濯していた品物も、多かれ少なかれ汗の成分は残留しています。
そして、そのまま仕舞えば、黄ばんでしまうのは必然です。

漂白処理後

そこで夏物にお勧めの漂白洗いです。
酸素系の漂白剤を適切に使って、汗の黄ばみを写真のように除去いたします。

これで来シーズンも安心して着用いただけます。

小学生の帽子も汚れています。

小学生の帽子

小学生のお子さんの通学用の帽子です。
この帽子、表示が洗濯禁止になっています。
肩が崩れるからだそうです。

小学生が使う、それも白の帽子が洗濯できない???何とも驚きです。
汗で汚れることもあるでしょうし、グランドに転げて土で汚れることもあるでしょうに。
世の中、不思議なことが多いなと感じます。

写真の帽子も内側のツバの付け根が黄ばんでいます。
これをキレイにして欲しいとのご要望です。

クリーニング後の帽子

汚れが酷くはなかったので、普通の水洗い(家庭洗濯のようなものです)でも結構キレイになりましたが、やはり白の帽子なので、漂白洗いまで行いました。
写真のように真っ白です。

これで気持ちよく新学期を迎えていただけます。

ブルゾンの黄ばみ除去です。

黄ばんだブルゾン

ナイロン生地の白色のブルゾンです。
写真では少し分かりにくいかもしれませんが、ファスナーから向かって右側、わきの下辺りからゴム編の裾にかけて黄ばんでます。

黄ばみを除去するためには、漂白洗いを行います。
今回の場合、地色も白一色ですので、安心して行えます。
なお、このような品物は、当然のように水洗い不可の表示ですので、処理する前にサイズだけはきちんと取っておきます。

処理後のブルゾン

漂白処理で、黄ばみも目立たなくなりました。
酷い黄ばみになる前の処理でしたので、強い処理をすることなく、キレイにすることができました。
もちろん洗う前のサイズと処理後のサイズをキチンと確認しております。

柄物に黄ばみが目立ちます。

黄ばんだスカート

しばらく履かずにおられた柄物のスカートです。
今回久々に取り出され、サイズの修正(脇の青い部分です)を行われ、かつキレイにして欲しいということです。

キレイになったスカート

これは漂白洗いで黄ばみをとっていきますが、柄物ですので、あまり強く処理をすると、柄の色が薄くなってしまいます。
ということで、上記の写真程度で処理終了といたしました。

もう少し黄ばみが気になるようであれば、まだ処理を行うことは可能なことをお客様に伝えたところ、とてもキレイになっているのでOKと喜んでいただきました。