冬物のブルゾンとかダウン製品とかでよくみられるエリの汚れです。
写真のブルゾンのエリの先端がこげ茶色になってしまっています。
着用による皮脂汚れです。
これを家庭洗濯で落とそうとあれこれトライされる方もおられますが、それはなかなか困難です。
ブルゾンとかダウンとかはポリエステルとかナイロンといった親油性の繊維が多く、皮脂と相性がとても良い(つまり落としにくい)のです。
それが、クリーニングにお出しいただいて、ドライクリーニングをしてやると、一発で解決します。
油性の皮脂汚れは油(ドライクリーニング)で洗って落とす。
水溶性の汗汚れは水で洗って落とす。
これがとても効率の良い方法です。
ただし最近は、アウターでありながら、接着仕様とか、はっ水防汚加工とかを売りにするあまり、ドライ✖の商品が増えてきています。
メーカーは売りたい機能のみを謳いますが、購入される際には、そのメンテナンス性にも目を向けてみてください。