ボソボソ毛玉を処理しました。

福山で衣類生活の相談全般にお応えしております、ラバンデリア・キングです。

下袖の毛玉です

とあるショップの方のお客様で、モヘアのカーディガンの袖の下側にボソボソの毛玉があり、これが気になるが何とかなるか?とお問い合わせがあったとのことです。

ショップの方に説明しつつ、持参したブラシで処理してしまったので、上記の写真はかなり毛玉がほぐれていますが、お預かり時には、もっと大きな毛玉がボソボソとしておりました。

毛玉への対処法の基本はブラッシングです!
大きなものであれば、出来た毛玉を除去しつつ、毛並みをほぐしてやって、毛玉をできにくくする。
出来た毛玉は取るしかありませんが、毛は二度と生えては来ませんから(当然ですが)、ムキになって毛玉を取っていると地が薄くなってしまいます。
取ることに一生懸命になるよりも、毛並みを整え、毛並みをほぐし、毛玉をできにくくしてやりましょう。

そのためにできることは、着用の度に優しく丁寧にブラッシングをしてやる。
これにつきます。

毛玉をほぐしてやりました

着用の度、お出かけの度にブラッシングというと面倒くさいと感じられる方もおられるでしょうが、これこそが大切な一着をキレイに長持ちさせる、何よりの秘訣です。

夏物のエリの汚れを落としておきましょう。

福山で輝く白をお届けしております、クリーニングのキングです。

お預かりした状態

夏物のブラウスのエリが少し黄ばんでおります。
この商品は、もちろん?水洗い✖でドライクリーニング推奨の表示がなされております。
夏物のエリの黄ばみには、皮脂成分が入っていますから、当然ですがドライクリーニングは行います。
しかし、ドライクリーニングをいくら行ったところで、皮脂は落とせるかもしれませんが、黄ばみは残ります。
黄ばみは、漂白洗いをしてやらなくては落ちません。

かいたばかりの汗は、普通に水洗いをしてやれば、ほぼ落とすことができます。
しかしこのようなオシャレ着用のブラウスは家庭では洗えませんから、着用後もすぐには洗わず、シーズンオフまで幾度か着用してクリーニングとなってしまいます。
すると、汗が酸化・経時変化してしまい、黄ばみとなってしまうのです。

黄ばんだものは、漂白剤を使用した洗いを行ってやらないと白くはなりません。
きちんとサイズを測り、写真で洗う前の状態を記録し、なるべく商品に負荷のかからない方法を選んで漂白してやります。

漂白洗いして仕上げた状態

漂白洗い、自然乾燥、そしてシルエット復元のアイロンワーク!
これで来シーズンもオシャレを楽しんでいただけます。